風のいたずら / 古田久美子
電車に乗ったおじさんが居眠り中にびっくりなことに 遭遇する話です。 冷房の風が強くなるにつれてよだれと鼻水がなびき、 さらに風が強くなり、どんどんおじさんの頭に変化が 起きてきます。 その頭の変化に全く気づかず、おじさんは 家に帰り鏡を見ます。 …おじさん唖然…そんなかんじです。
あまりこんなタッチの絵を描くことは今までなかったので 新鮮に楽しく出来ました。 線が思ったより細くなってしまって、 イラストがはっきりしなかったのが、残念でした。 おじさんの素の表情とラストの表情のギャップを 楽しんでもらえたらいいなと思います。