| Creator |
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広瀬求美 Hirose Motomi
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| Profile |
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芸術学部デザイン学科ビジュアルアーツコース
学籍番号D03-239広瀬です。
二回生で年は十九で今年二十歳になります。
性格は『不思議キャラ』と言われた事があります。
好きなスポーツはバスケです。
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| Title |
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『 かたつむり 』
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| Theme |
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献愛
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| Story |
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かたつむりは、今日もいそいそと出かけます。
彼はたった少しの行動でも、激しく時間がかかります。
人が10分で行ける道を、何時間もかけて歩きます。
彼が歩く方向には、様々な障害があります。
しかし頭の悪い彼は、見事全部いちいち引っかかって
しまうのです。
果てしなく不器用だと言わざるを得ません。
友達のまりもがいなければ、目的地にたどり着く
事さえも出来ないでしょう。
ラストでは恋人に夕日に「遅い！」と叱られて
しまいます。
しかし彼は、それでも彼女に会えた事が嬉しくて、
幸せなのです。そんなかたつむりの物語です。
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| Comment |
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この話は別に特別でもなく、あっと驚くものがあるの
でもない話です。
ありふれてるだろうし、面白いエピソードがある訳でも
ありません。
ただ自分の生き方を振り返ってみて、私はまさしく
このかたつむりの様な歩き方をしている事に考え
付きました。
確かに人の3、4倍は確実に遠回りしているのです。
周りが追い抜いて行く中、何時も自分は見当違いの
方向に歩いています。
そして自分はそれが正しいのだと、思っているのです。
そんな何処か間抜けた所を、『かたつむり』に表して
みました。
彼は、それでも幸せなのです。
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